ぽんの日記

京都に住む大学院生です。twitter:のゆたの(@noyutano) https://twitter.com/noyutano

フラれた……

一途だった。一途すぎるくらい一途だった。盲目的なほどに。

その相手のために多くの時間を費やしてきたけれど、向こうは振り向いてはくれなかった。振られてしばらくは茫然自失とする。ずっと同じ相手ばかり見てきたせいか、どうしていいか分からない。

自殺しようと思うほどではない。私は自殺はしないと決めている。ただ、これからどうするかということをあまり考えられないでいるだけ。

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労基の法違反是正効果

労働基準監督署が会社に是正勧告をする。その結果どれくらい法違反が是正されるのか。介入の効果は大きいのだろうか。こういうことってあまり関心を持たれないのでしょうか。

報道発表等で監督指導の集計結果が報じられるとき、違反率が何%だったのか、どんな法違反が多かったのかという情報はよく目にします。一方で、そういった法違反がどれだけ改善されたのかについては、あまり報じられることがないように思います。

 

もちろん労基署が介入する案件の数は知れていますから*1、その中でどれだけ是正効果があったのかなんて、あまり関心を持たれないのかもしれません。けれども、それを言うなら違反率の数字だって、どういう基準で抽出したのか分からないサンプルの数字でしょう。

それはさておき、「労基署による監督指導を強化する」とか「より効率的に監督を行う」というのなら、監督指導でどのように改善されているのかという点に、もっと関心を持ってよいと思うのです。

*1:近年の定期監督実施率は3%台であり、法違反のある事業場すべてを監督できているとはとても言えない

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中村高康『暴走する能力主義』

もうちょい欲しいんだよなあ。

この本での著者の基本スタンス

いま人々が渇望しているのは、「新しい能力を求めなければならない」という議論それ自体である。

 この主張は分かるし、賛同する部分も多い。新書としては十分に満足できるレベルなのだけれど、一方で物足りなさが残ったのも実感としてある。

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最低賃金の減額特例

2007年の法改正によって、最低賃金の適用除外の規定は減額特例へと変わったわけですが、具体的にどう変わってどんな影響をもたらしたのか、がよくわからない。

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ご飯論法

国語のテストで出されるような読解問題は素直というか、素朴な世界観に支えられているのだと思う。著者に「伝えたい意図」が必ずあって、それがしかるべき表現で書かれている、ということを前提としている。

必ずしもそうとは限らないだろうに。むしろそうでない例は無数にあるのではないか。

だってそれでなくても文章というのはウソがつきやすい。対面で話す場合には表情、声色、仕草であらゆる演技をしなければならないが、活字なら記号で済む。

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