ぽんの日記

京都に住む大学院生です。研究とは関係ないことも気ままに書いていきます

棋譜に著作権がないのなら……

朝日杯の藤井4段の棋譜を無断配信したユーザーに対して、朝日新聞が抗議したという記事

www.itmedia.co.jp

知的財産権の入門的な新書をいくつか読んだことはあるが、棋譜についての解説は書かれていた覚えがない。

ただ、著作権で保護されるのには、創作性が必要。単なる事実を伝える文章、ありきたりな表現は著作権保護の対象にはならない。

そういう意味では、囲碁や将棋の棋譜著作権がないという説明もしょうがないのかな、と思う。とはいっても、新聞社などスポンサーはお金出して棋戦を行っているわけだから、著作権とは別の形でも、権利が保護されてしかるべきだろう。

 

ところで、著作権について気になっていることがもう一つある。それは政府刊行物、とくに統計書とか、白書とかの著作権について。

統計書なんか数字が並んでるだけだし、著作性無いんじゃないかと思っているのだけれど、実際のところどうなっているのだろう。

統計も白書も、ネット上で全部上がっているのは自由に使えるからいい。ただ、ちょっと古いのになると図書館に行って、コピーしてくることになる。

図書館でコピーできるのは、著作物の一部分と決まっているから、1冊丸ごとコピーなんてことはできない。それが前々からちょっと不思議だった。

 

著作権ていうのは、著者の権利を保護することで、文化の発展に資する、というのがその目的だと思うのだけれど、それなら政府刊行物は別に著作権として保護する必要ないのでは。公費で統計調査しているわけだし、純粋にたくさん使ってもらった方が良いだろう。ネットに上がっている分は無料で使えるわけだし。

政府刊行物著作権って保護する必要ないんじゃ……