『週刊少年ジャンプ』で連載されている「ゆらぎ荘の幽奈さん」という漫画の扉絵が過激な描写なんじゃないかと論争になっているそうです。
過激すぎる?「少年ジャンプ」のお色気表現に賛否 「息子には読ませない」「エロは成長に必要」 | キャリコネニュース
そうした論争の中で、「ラッキースケベ」はセクハラでない、というものがあって、なるほどそういう解釈ができるんだなと思った次第です。
「ラッキースケベ」はセクハラ描写といえるか - 弁護士三浦義隆のブログ
いちいち目くじらを立てても仕方ないですけど、アニメや漫画にはエロ表現が多いように思います。それは昔からだと思いますが、広く大衆化して多くの人が目にするようになると、ちょっと考えるべきなのかもしれません。
個人的に思い出したのは、昨年大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』です。
体が入れ替わるというハプニングとはいえ、主人公の男の子はヒロインの女の子の胸を触りまくってますし、挙句「一度しか触ってない」という(謎の)言い訳までしてます。口噛み酒を飲むというのが作中で重要な役割を果たしますが、これだって捉え方によってはいやらしい表現です。
ディズニーかなにかの表現コードに「キスまではOK」みたいなのがあったと思いますが、『君の名は。』の描写はそれを越えているように思いました。だからダメという気はないんですが、「純愛・青春映画」と表現されることには違和感を覚えます。正直ちょっと不快にも感じましたし。
この映画が興行記録を次々と塗り替えていくのを、ちょっと変な気分で見てたように思います。