労働基準監督官の試験情報が更新され、平成30年度の採用試験パンフレットがアップされていました。
ざっくりと目を通しただけですが、「若手監督官座談会」ところで残業時間が「1か月10時間程度」と述べられていました。
そういえば監督官の人手不足がよく論じられるわりに、残業時間はあまり話題になっていない印象が。発言の通りなら、人が少なくて長時間労働になっているという事実はないのかもしれません。
一応、昨年の「労働基準監督業務の民間活用タスクフォース」で厚労省が提出した資料の中に監督官の超過勤務時間について載っています。
この資料だと最頻値は「0~5時間」となっています。一人当たり平均だと9時間34分。
これ以外の資料だと、あんまり残業時間について書かれていた記憶がないので、ちゃんと探してみないといけないですが、総じて問題化はしてないのだと思います。
この点、同じ国家公務員でも官僚の長時間労働がたびたび取り上げられるのとは状況が違うのでしょう。