ぽんの日記

京都に住む大学院生です。twitter:のゆたの(@noyutano) https://twitter.com/noyutano

男は「育児時間」を取ることができない

なぜだか知らないが、男性労働者は「育児時間」を取得することができない。男は育児をしない、というのは時代錯誤な考え方だと思うけれども、改正されないまま残っているということか。

ここでいう「育児時間」とは、労働基準法第67条のことだ。1歳未満の子どもを育てる女性は、1日に2回「育児時間」を請求することができる。

(育児時間)

第六十七条

 生後満一年に達しない生児を育てる女性は、第三十四条の休憩時間のほか、一日二回各々少なくとも三十分、その生児を育てるための時間を請求することができる。

② 使用者は、前項の育児時間中は、その女性を使用してはならない。

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出版とその時代性

出版の歴史を語るのはとても手に余るが、折角だから「文庫・新書の創刊のことば」を、辿って感じたことを記しておく。

  • その前に
  • 啓蒙、解放、大衆化
  • 混迷、激動、さまよえる現代人
  • 情報化
  • 児童書
  • 武器、実践としての知
  • 古典、原点回帰

 

「文庫・新書の創刊のことば」が気になる人は、先に以下を

 

kynari.hatenablog.com

 

 

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文庫・新書の創刊のことば

文庫や新書のシリーズ・レーベルには、巻末に刊行の辞、創刊の言葉が掲載されているものがある。最近、そうした言葉を眺めるのがちょっとした個人的ブームになっている。

雑誌の創刊号マニアだという人もいるし、文庫のあとがきや解説・解題が好きだという人もいると思うのだけれど、そんなイメージか。

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労働者の声は労基署に届いているか

職場で法令違反があっても、それに対して声を上げる人はごく一部に過ぎません。そう思うと同時に、声を上げたとしても、それが必ずしも届くべきところには届いていないのでは、という疑念も強く抱いています。

労働トラブルの相談先は労基署に限りませんし、行政機関以外にももちろん存在しますが、とりあえずここでは主として〈労基署への申告〉に話を限定して記述することにします。

  • 申告とは
  • 申告処理の状況
  • 申告からの排除
  • 申告の内訳・推移 
  • 監督官の声

 

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フィクションの肥大化

人はどうしてフィクションに夢中になれるのか。たかだか娯楽。下手すりゃ現実逃避。とはいえ考えてみれば宗教だって、ひとつのフィクションだ。神が人を創ったのではなく、人が神を作ったのだから。

近代以前の芸術なんて、だいたい宗教的モチーフが入ってる。しらんけど。

そういうことを考えれば、フィクションに夢中になるのも、おかしなことではないのかもしれない。

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〈虚構〉と〈現実〉の差は、情報量の多寡に過ぎない

タイトルの文に対して、賛同や同意しているわけではない。むしろ私はそうではないと考えてきたように思う。しかし同時に感じるところがあるので、書き記しておきたい。〈虚構〉と〈現実〉の境界が薄らいでいくのは、もう突飛な考えではないのだろう。

  • 〈虚構〉と〈現実〉の差異
  • ニュースの雑談化
  • 飲み屋の戯言
  • 個人化
  • 個人的な情報革命
  • 報道機関とネットニュース
  • 迂闊な月曜日

 

 

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学術書は高いクセに……

私は読書していて、比較的よく誤植を見つけるほうだと思う。

論旨に影響のないレベルの誤植はそれほど気にすべきでないのかもしれないけれど、やはり目についてしまった以上は気になる。あえて間違って表記する芸当家もおられるのかもしれないが、基本的には誤植なんてないほうがいい。形式的な部分で本の評価を下げる。

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