ぽんの日記

京都に住む大学院生です。twitter:のゆたの(@noyutano) https://twitter.com/noyutano

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本田由紀編『文系大学教育は仕事の役に立つのか』

これは正直、期待とすれ違った。もっと内容確認してから買えと言われるだけかもしれないけれども、文系学部不要論の反論としてこれは十分なのだろうか。

監督官の数 再論

労働基準監督官は一体何人いるのか。 単純な問いかと思われたはずですが、具体的に資料に当たっていくと意外とスッキリした答えは出ません。当ブログでもこれまで人数にについて取り上げたことがありますが、それを整理する意味でも改めて書き記しておきたい…

労災なのに労災補償を受けていない人の数

以前、労災保険の給付件数と労働者死傷病報告の件数を比較してみようと考えたことがありました。「労災隠し」(死傷病報告未提出)ではないけれど、労災保険は使わせてもらえてないケースの数、ということになるのでしょうか。 ただ、割と面倒くさそうだった…

統計調査業務

なにやら最近、国の統計の正確さに疑問を投げかけられることが増えた気がする。 それと関連してというわけではないが、労働行政の現場の職員たちが書いた手記を一部引用する。

現代は、「死」よりも「生」の苦しみの時代ではなかろうか

キミスイ批判ではない。むしろキミスイを見る前に考えていたこと。 経緯というか、昨日のエントリーの補足説明。こういう考えを声高に述べようという気は別にないし、誰かに論争を挑みたいわけでもない。 『君の膵臓をたべたい』(アニメ) - ぽんの日記

『君の膵臓をたべたい』(アニメ)

kimisui-anime.com 見に行ってきちゃったよ。ああ、泣いたよ、もう。

村山由佳『風は西から』

もし私が独りで死んだら、どれくらいの期間気づかれずにおれるだろうか。部屋の中とか、森や山で死体が見つからないように死ねれば、あるいは……。夏休みの期間でバイトも事前に辞めておくなどすればなおのことだ。

常見陽平『僕たちはガンダムのジムである』

この本の最大の難所は、著者が常見陽平であることだ。

フラれた……

一途だった。一途すぎるくらい一途だった。盲目的なほどに。 その相手のために多くの時間を費やしてきたけれど、向こうは振り向いてはくれなかった。振られてしばらくは茫然自失とする。ずっと同じ相手ばかり見てきたせいか、どうしていいか分からない。 自…

マスター・ドクター問題

ポスドク問題より手前に、マスター・ドクター段階での問題もあるでしょうよ。今の私だからそう思うだけかもしれないが。

労基の法違反是正効果

労働基準監督署が会社に是正勧告をする。その結果どれくらい法違反が是正されるのか。介入の効果は大きいのだろうか。こういうことってあまり関心を持たれないのでしょうか。 報道発表等で監督指導の集計結果が報じられるとき、違反率が何%だったのか、どん…

中村高康『暴走する能力主義』

もうちょい欲しいんだよなあ。 この本での著者の基本スタンス いま人々が渇望しているのは、「新しい能力を求めなければならない」という議論それ自体である。 この主張は分かるし、賛同する部分も多い。新書としては十分に満足できるレベルなのだけれど、一…

最低賃金の減額特例

2007年の法改正によって、最低賃金の適用除外の規定は減額特例へと変わったわけですが、具体的にどう変わってどんな影響をもたらしたのか、がよくわからない。