ハマってた。
不安定だが居心地のよい短期均衡解から、長期安定としての複数ナッシュ均衡解の選択過程と、その途上でのハイパーメリトクラシー社会における自己変革について論じたい……ごめん、テキトーに書いた。論じたいのは、本作が舞台とした時代の空気感と、登場人物の心情や関係性に対するその空気感の投影である。
なぜこの作品が胸に突き刺さるのかの(私にとっての)説明だ。
- なぜこの時代なのか
- 〈揺らぎ〉と〈ねじれ〉
- 90年代の残り香
- オレンジジュース
- 世間のまなざし
- フリーター像の変容
- 高校中退とカラス
- 教師という職業
- 関係性の妙
- なぜ「愛とは何ぞや」が問われるか
- 不安定なのに居心地のいい関係性
- 場としてのコンビニ
- ※コンビニを辞める前後の変化
- 複数ナッシュ均衡解
- 自己変革へ
- 「やりたいこと」言説
- コミュニケーションは「能力」となった
- この作品は成長物語なのか
- (補足あるいは蛇足)「最近空き巣が多いんだとよ」
- 参考・引用文献
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