ぽんの日記

京都に住む大学院生です。twitter:のゆたの(@noyutano) https://twitter.com/noyutano

2018-01-01から1年間の記事一覧

フラれた……

一途だった。一途すぎるくらい一途だった。盲目的なほどに。 その相手のために多くの時間を費やしてきたけれど、向こうは振り向いてはくれなかった。振られてしばらくは茫然自失とする。ずっと同じ相手ばかり見てきたせいか、どうしていいか分からない。 自…

マスター・ドクター問題

ポスドク問題より手前に、マスター・ドクター段階での問題もあるでしょうよ。今の私だからそう思うだけかもしれないが。

労基の法違反是正効果

労働基準監督署が会社に是正勧告をする。その結果どれくらい法違反が是正されるのか。介入の効果は大きいのだろうか。こういうことってあまり関心を持たれないのでしょうか。 報道発表等で監督指導の集計結果が報じられるとき、違反率が何%だったのか、どん…

中村高康『暴走する能力主義』

もうちょい欲しいんだよなあ。 この本での著者の基本スタンス いま人々が渇望しているのは、「新しい能力を求めなければならない」という議論それ自体である。 この主張は分かるし、賛同する部分も多い。新書としては十分に満足できるレベルなのだけれど、一…

最低賃金の減額特例

2007年の法改正によって、最低賃金の適用除外の規定は減額特例へと変わったわけですが、具体的にどう変わってどんな影響をもたらしたのか、がよくわからない。

ご飯論法

国語のテストで出されるような読解問題は素直というか、素朴な世界観に支えられているのだと思う。著者に「伝えたい意図」が必ずあって、それがしかるべき表現で書かれている、ということを前提としている。 必ずしもそうとは限らないだろうに。むしろそうで…

試験問題から見る労働問題(労働事情編)

昨日に引き続いて、労働事情編です。 2012年以降 2001~2011年 1997~2000年 1978~1996年

試験問題から見る労働問題(労働法編)

労働基準監督官試験の出題傾向を見ていくと、時代ごとのトピックの変遷がざっくり掴めるのではないかという、ちょっとした試みです。 ここでは多肢選択式ではなく記述式の問題を見ていくことにします。 監督官試験の記述問題は「労働法」と「労働事情」に分…

労働基準監督官試験の倍率推移

人事院HPにて国家公務員専門職試験(大卒程度)の合格者発表が行われました。 http://www.jinji.go.jp/kisya/1808/senmondaisotu30_saigou.htm ちなみに京都の労働基準監督官試験の第一次試験の会場は京大でした。

『詩季織々』

shikioriori.jp 日本では描けないアニメではないかと思った。 期待以上に面白く観ることができた。

澁谷智子『ヤングケアラー』

ヤングケアラーとは、家事や家族の世話を担っている、担わざるを得ない子どものこと。本書では18歳未満と定義している。

『未来のミライ』を観て考えたこと

mirai-no-mirai.jp 何を伝えたかったか 興収 意義

待機児童の「潜在需要」について

待機児童についてのことを以前少し書いたのですが、「潜在需要の掘り起こし」という観点から再整理しておきます。

就業規則変更命令

労働行政が就業規則の指導に力を入れだすのは80年代ごろからと思われます。 1982年2月8日の日経産業新聞に「労働省、中小零細企業が多い第3次産業向け労務管理マニュアルやモデル就業規則作成。」と題された記事があります。 労働省は五十七年度から三カ年…

戦後日本の児童労働

普段このブログでは戦後のことしか書いていませんし、日本のことしか書いていませんが、表題に「戦後日本」と付けたのは、単に「児童労働」だと途上国か戦前の話だとイメージされてしまうだろうと思ったからです。

業種別の送検状況

以前こんなのを書いた。 サービス残業は送検されやすいか - ぽんの日記 司法処理基準 - ぽんの日記 これらを書いた際に、すでに業種別の送検状況についても書いた気でいたが、どうもそうでもなかったようだ。 そういうわけで、業種別。

厚労省図書館

www.mhlw.go.jp 厚生労働図書館は一般の人も利用できる(予め電話で連絡が必要)し、統計関係も揃っているので割と重宝させていただいていましたが、今年3月30日に複写サービスが終了してしまいました。

家内労働監督

家内労働監督件数の推移です。 家内労働法も労働基準監督官が管轄するので、その実施状況が「労働基準監督年報」に記載されています。 通常の定期監督と家内労働監督は別建てで集計されています。

『フラクタル』

fractale-anime.com 2011年1月期よりノイタミナ枠で放送されたアニメ。 リアルタイムでは視聴しておらず、ネット上の評判もあまり知らない。ただ、山本寛×岡田麿里×東浩紀という錚々たる顔ぶれだと知ってから、いつか見ようと思っていて、DVDでようやく見た。

高野剛『家内労働と在宅ワークの戦後日本経済』

雇用類似の働き方とか、ギグエコノミーとか、フリーランスの働き方が注目を集めている。 監督行政を調べた身としては家内労働法とかが連想されるのだけれど、これも本格的な研究は多くないように思われる。 そんななかで高野剛『家内労働と在宅ワークの戦後…

(メモ)niconicoお客様サポート

ニコニコのサポート窓口に問い合わせしたことのメモ。

京大大学院の入試倍率

大学入試だと偏差値とか倍率とか話題になるのに、大学院ではそういった数字が出てこないと思いません? 偏差値はともかく入試の競争倍率はどれくらいなのだろうかとネットで調べようとしても、あまり出てきません。 大学によっては大学院の競争倍率について…

東京新聞 労災担当官削減の報道について

いくらかの憤懣とやるせなさを込めて書く。 東京新聞の報道についてだ。 この図が報道を要約している。 この配置換えに対しては、労災業務の人員、あるいは監督業務と労災業務の合計人員が減ることに批判が出ている。 しかし私が嘆息したのはそこではない。…

生活保護「水際作戦」の定量化

生活保護を受けようと福祉事務所の窓口に行ったのに、申請させてもらえず門前払いされる。こういうのは「水際作戦」と呼ばれます。 この水際作戦をデータで可視化できるか、というのが今日の話題。

久本憲夫『新・正社員論』

副題は「共稼ぎ正社員モデル」。 「共働き」ではなく「共稼ぎ」としているのは、家事や育児も責任を伴う仕事なわけだから、家庭外で働いていなかったとしても「労働」はしている、という考え方をしているため。 いろいろ考える材料は提供してくれているので…

非常災害時の時間外労働

普通、法定労働時間を超えて働かせるためには36協定の締結が必要となります。 しかし災害等の緊急の場合には、残業や休日労働が必要になっても36協定を結ぶヒマがないこともあるでしょう。そこで労基法33条では、そのような場合に限って時間外労働を命令でき…

解雇制限・解雇予告除外認定

解雇事案は労働契約法とか個別労働紛争の範疇となるのが主かと思いますが、労基法の中では19条と20条に解雇制限、解雇予告手当の規定があります。

内館牧子『終わった人』

少し前に買ったけれど、読まないままになっていた本。 映画化されたとのことで、そろそろ読まねばと思って読む。 終わった人【電子書籍】[ 内館牧子 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッセイ > その他ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア価格: 680円

ジブリ『熱風』で移民特集

スタジオジブリが出している小冊子『熱風』。 今月の特集は「移民大国日本」。 www.ghibli.jp

京大タテカンのこと(2)

京大のHPに、学生意見箱なるものがありましてね。 学生生活中に感じた疑問や要望を書いて送ると、大学側がちゃんと回答してくれるものがある。 www.kyoto-u.ac.jp